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クレオチャレンジオフィス

 

カフェ開業講座修了者の声

 クレオ大阪中央では、毎年春期と秋期に「カフェ開業講座」を開いています。 資金の調達方法や事業計画策定など、経営のプロに一から教わることができます。実際にカフェを経営する女性も講師を務め、開業までの経緯や店を持つ喜びや苦労など、リアルな体験談が聞け、好評です。
 講座での学びを生かし、自分の店を開いた修了者の声を紹介します。あなたの一歩踏み出すきっかけになるかもしれません。 過去の講座内容(チラシ)

 ※令和2年度は春期を休講し、秋期の開講を予定しています。

チャレンジカフェ修了生OKOLIE AMES オコリーエイムス
オーナー・手束 浩子さん(54)
平成29年度春期修了者

 令和2年4月、自宅の一角に、紅茶と英国家庭菓子の専門店「OKOLIE AMES」(オコリーエイムス)を開いた手束さん。「自分の店を持ちたい」。10代のころからの夢を叶えるため、子育てや親の介護で忙しい日々を送る中で、こつこつと準備を進めてきました。カフェ開業講座は、自分らしい店を作る指針になったと振り返ります。

 


―お店について教えてください。


チャレンジカフェ修了生
 英国の紅茶とルイボスティー約20種類を販売しています。英国のスーパーに並ぶ定番商品は、どれも癖がなくて飲みやすく、ほっとした気持ちになる味です。ビスケットやケーキなど焼き菓子は常時7種類ほど作っています。人気のスコーンは、オーブンで膨らんだ生地にできる亀裂がポイント。英国では「狼の口」と呼ばれ、さくさく感としっとり感を両立させたおいしさの証なんですよ。日本に住む英国人のお客さんも買いに来てくれます。

 会員制のティールームも始めました。おいしい紅茶を提供するにはどうしても時間がかかってしまいます。それを理解し、気長に待ってくださる方のためのスペースです。紅茶やお菓子は、江戸〜昭和期の国産アンティーク食器に乗せて提供するので、見た目の美しさも気に入ってもらえると思います。

―自分で店を立ち上げようと思ったのは、10代のころなんですね。


チャレンジカフェ修了生2
 高校時代、老夫婦が営む昔ながらの喫茶店を訪れたのがきっかけです。ジャズが流れる居心地のよい店内で、ココアを飲んだひと時が忘れられなくて。お客さんは多くなくても、自分のペースで細く長く続けるスタイルに憧れ、自分も将来店を開こうと決めました。

 「OKOLIE AMES」は、亡くなった母と私の名前を組み合わせて英国風表記にした店名なのですが、いきいきと働く母の姿に昔から憧れがあり、「生涯現役でできる仕事がしたい」という思いもずっと持っていました。

―若いころから、開業に向けて準備を進めてきたんですか。


チャレンジカフェ修了生3
 20代は管理栄養士として働きながら、夜間は製菓専門学校に通って菓子作りを学びました。結婚して専業主婦になると、30、40代は娘2人の子育てに追われる毎日に…。

 すっかり開業からは遠ざかりましたが、40代後半で、趣味のプリザーブドフラワーの講師資格を取得し、自宅で教室を始めました。社会とのつながりができて、少し安堵したのを覚えています。英国で開かれるマーマレードの世界的コンテストに出品し、アマチュアの部で金賞を受賞したのも自信につながりました。

 

―そんな時、クレオの講座に出会ったんですね。


 娘が大学に進学するなど、時間に余裕ができたので、さまざまな開業講座の情報を集めました。クレオのカフェ講座を選んだのは、受講料が手ごろだし、娘が幼いころ利用していて親しみがあったからです。

―心に残った講義はありますか。


 実際にカフェを経営されている女性による講義です。「たくさん儲けるよりも、身の丈にあった経営を」という言葉に共感しました。出産後、店にベビーベッドを置き、お客さんに助けられながら子連れ出勤したという話にも驚いて。おっとりした佇まいのどこにそんなパワフルさを秘めているのか気になり、講義後、すぐに店に向かいました。「やりがいを持ち、楽しく働くのが大切」。そう親身にアドバイスしていただき、自分の目指す将来像が見えた気がしました。

―講座を通じて、経営者としての視点を養ったそうですね。


チャレンジカフェ修了生4
 創業計画書の作り方を教わり、具体的な数字で経費や資金を書き出すと、リスクのある仕事だと改めて感じました。だからこそ、お客さんに「ここじゃないと」と思わせる店の特色を打ち出すのが重要だと気付きました。そこで、目を付けたのが紅茶でした。40代後半からコーヒーが胸やけし、紅茶をよく飲むようになりました。

 そんな時、海外旅行のお土産でもらった英国の紅茶とお菓子のおいしさに、これだ!と思いました。ティーカップで上品に飲むアフタヌーンティー文化のイメージが強いですが、現地ではもっとカジュアル。マグカップにティーバッグを入れてミルクをたっぷり注ぎ、焼き菓子と一緒に楽しんでいます。そんな家庭的な英国のティータイムを日本で広めようと決めました。 日本ではなじみのないお菓子も多く、英国を旅行したり、現地の料理本を読んだりする中で、自分なりにレシピを研究しました。

―実際に店を開くまで、苦労も多かったのでは。


 母の介護や、台風による自宅の損壊などが重なり、開業の準備が予定通り進まずやきもきしました。ようやく店を始めると、次は新型コロナウイルス…。悩みは尽きませんが、口コミで評判が広まり、常連のお客さんも少しずつ増えてうれしい限りです。

―開業の夢を叶え、次に目指すものは。


チャレンジカフェ修了生5
 店が軌道に乗ったら、かつての自分のような人を後押しするつもりです。店の空きスペースを貸し出し、手作りのお菓子や雑貨を販売してもらう取り組みを考えています。腕はあるのに、能力を発揮する場がない女性はたくさんいます。そんな人が、一歩踏み出すお手伝いができればうれしいです。

 クレオのカフェ講座もそんな場所ですよね。好きなことなら少々大変でも、頑張れます。何をどう頑張ればいいか、具体的に学べるので、好きなことを仕事にしたいと思う人は、ぜひ講座を受けてみてほしいです。

 

 

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OKOLIE AMES
大阪市福島区吉野3-16-22
詳しくはInstagram